mommapapaの父の言の葉

日本語と暮らしと子育て雑記

メタモルフォーゼ

 今朝子供たちと食卓を囲みながら長男に、

「昆虫とか生物が体を変化させるのって、英語で何て言うか知ってる?」

と昨日の話を振ってみたら、ピンとこないみたいだったので、

「メタモルフォーゼ」

と答えると、

「ああ」

と、そっけない返事。

でも正確なところは自分で辞書調べてよと自分の言をフォローしつつ、では、セミの羽化は何て言うか知ってるかと尋ねてみると、やはり何も言わないので、

「emergenceだって。何か凄くない?」

と伝えてみると、

「パッと出てくるから、緊急はemergencyって言うんじゃん。」

だって。

へぇ、そういう言語感覚ってあるんだ、と思っていると、

「プリキュアの変身って、メタモルフォーゼって言うんだよ。」

と来た。

へぇ、そうなんだ(何でそんなこと知ってるの?家では一度も見たことないくせに)と思いつつ、同時に、昨日の文章のメタモルフォーゼの例は、プリキュアにすれば良かったかな、としばし反省。

30年も前のコミックを例に出しても誰もピンと来ないに違いないから。


そしてプリキュアのメタモルフォーゼと聞いた際、頭にはメドベージェワの青いセーラー服のコスプレ姿が頭に浮かんでいたので、その時点で完全に取り違えている。

違うことは分かっても、そういえばプリキュアもセーラームーンも一度も見たことがないので、実際には、それぞれがどのような話であるのか全く分からない。

わが家には妻の他に女子がいないのでプリキュアとかアイカツとか見ないし、自分自身も男兄弟ばかりだったので、そういえば今思うと、女子的世界に全く触れずに人生を過ごしてきたことになる。

もし女の子が生まれていたら、人生変わっていたに違いない。

自分は世界の価値観の半分しか理解していないのだなという事実にハッとしながら、妻も男ばかりの中で大変だなと同情しつつ、でも男ばかりの人生も悪くはないと開き直る自分。

私自身は変身願望もないし、化粧したりコスプレを身にまとって渋谷の交差点を練り歩きたいとも思わないけれど、小学生の頃に仮面ライダーの変身ベルトが欲しくて買ってもらったし、ウルトラマンごっこは数え切れないほどやったし、ガンダムに搭乗するアムロよろしくニュータイプに憧れたり、これって一種の変身願望なのだなと思う。


もし今、なりたい何かになれるとしたら、どうだろう。

でもやっぱり、今の生活の継続を選択するかな。

父として、喜びも悲しみも、これから体験すべき人生の深みが、まだまだたくさん残されていると思うから。

別の世界や外国や、今とは違う自分よりも、今ある自分の人生がこれから先どうなるのか、まだ確かめてみたいから。

生まれ変わるのは、次の世でも遅くはないし、自分自身だって老化も進むし、子供たちも日本も周囲の環境も、これからどんどん変わっていくに違いない。

そう、誰しも変わらずにはいられない。

Yes!メタモルフォーゼ。


ではまた次回。


メタモルフォーゼとの出会い