mommapapaの日比の言葉

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モーツアルトピアノ協奏曲

モーツァルトマラソン@王子ホール

モーツァルトマラソン@王子ホール

 モーツァルトピアノ協奏曲23番、26番を聴いて来ました。どちらも本当に好きな曲です。

大学卒業の記念として購入したアシュケナージの全集を、今でも通勤電車の中でよく聞いているのですが、実は生で聞くのは今回が初めてです。

23番の最初の旋律が響き始めた瞬間、不思議な思いに包まれました。

それは既視(聴?)感と新鮮さが混じった特別な感情であり、まるで古くから知る友人に初めて会ったとでもいうような、矛盾を内在した言葉でしか表せないような感動です。

オーケストラの後、ピアノの最初の1音がホールに鳴り響いた時、ふくよかな安心感と満足感に包まれました。

ああこれを待っていたのだな、と。

クラッシックの演奏は楽団や指揮者によって全く異なる作品のように感じることもある中で、今回は20年以上親しんできた音に違和感なく重なりました。

あの懐かしい響きです。

モーツァルトの楽曲は、元来が予め宇宙の中に存在していたメロディを掘り起こしたような普遍性を感じる響きが特徴ですが、今回はそれに懐かしさを加味したような心地良い音と時間が流れていきます。

そのようにして、プログラムはあっという間に終了しました。

予定された楽曲後、当然アンコールがあるものと思っていましたが、予想外にアンコール曲はありませんでした。

その代わりか演奏終了後に、直ちにホワイエで指揮者やピアニストらとの無料交流会が始まり驚きました。しかもアルコールも無料で提供されています。

これはおそらくは日本オーストリア友好150年記念イベントであることが絡んでいるのではないかと思いますが、銀座であることを考えると、公演チケット代よりも多くのアルコールをいただいたのではないかと思います。

それにしても、銀座四丁目交差点の三越の隣に、こんな素敵なコンサートホールがあるなどとは今まで知りませんでした。

今回は、様々なタイミングが重なって、心に残る特別な一日となりました。

銀座王子ホール

画像出典:銀座王子ホールHP

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