mommapapaの父ノ言ノ葉

言葉と暮らしと子育て雑記

実感なきわが家の大学受験

 長男の大学受験は残り一週間余りで終了するのですが、どうも受験競争というような直前期の厳しさがわが家にはありません。

その理由の一つは、本人の思惑通り早稲田大学のセンター利用試験に合格したために、私立大学は一校も受験せず、というよりも一秒も受験対策せずに早々終了してしまったから、ということが挙げられます。

長男には早稲田より慶應という意識も特にないため、慶應大学は出願すらしていない潔さ、国立後期にも出願していないため、実質的に第一志望の国立一本のみの大学受験という状況にあります。

そうかといって本人や家庭内がピリピリしているかというと全く正反対で、親の方がもう少し緊張感をもって勉強に集中してほしいと思う程、毎日リラックスしながらほどほどに勉強して10時過ぎには寝てしまうという、まさかの受験直前期の生活ぶりです。

そのような状況で難関国立大学に合格しようとしているのは、ある意味本当に凄いことではないかと思いつつ聞いてみると、本人はもちろん合格するつもりで準備しているのだそうですが、余裕があるからマイペースでいるのではなく、合格点ギリギリで受かればよいとの意識で必要最小限のことを焦らずやっているのだそうです。

親としては、本当にそのように都合よく事が運ぶだろうかと心配しつつも、本人の中に存在する確かな何かを信頼しながら、今日もまた、緊張感なき受験生の背中を黙って見守るのでした。

長男にとって大学は、社会人となるための準備期間という位置づけではなく、ずっとやりたいと思っていた勉強に取り掛かることができる有意義な時間ということです。

そのため、本人が納得した進学先の一つが既に確保できている現在、結果的にどの大学に進もうとも、親としては経済的な負担の違いを除けば、むしろ歓迎すべき恵まれた状況にあるのだなとしみじみ考えています。